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弊社の支援事例より

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写真は、長崎の「浮瀬ぶり」。DEAN&DELUCAさんの福岡店でいただけます。このメニューの完成には、たくさんの作り手さんやシェフが関わりました。商品のプレゼンが上手、価格が安い、といった要素ではなく、シェフはお客様を、つないでいただいた方はシェフを、作り手はつないでいただいた方を「思いやる」輪により、実現しました。

お客様に喜んでいただく目線を持って、地域産品をご提案すれば、きちんとつながる、基本を確認させていただいた、マッチングでした。


昨年度より京都の個性的な作り手さんの販売拡大を支援しています。京都府農業ビジネスセンターさん、京都銀行さんと連携した取り組みです。地域を良くご存知のコーディネータさんと協働し、作り手さんの経営志向や農産品や商品の特性を踏まえた支援に取り組んでいます。

協働しているチーフコーディネータさんは私よりずっとベテランの方でバイヤー経験が豊富、京都の地域の特徴を良く把握されています。移動の車中ではこれまでの取り組みを教えていただき、私が勉強させていただいています。 その移動の車中伺ったあるお話の中で教えていただいた言葉が今回のタイトルです。ベテランのチーフコーディネータさんが若いころ、社内で戦った時に上司に放った言葉だとか。普段の仕事を振り返る、ハッとさせられる言葉でした。


弊社の地域支援は、地域に愛と関心を持っていただける、バイヤーやシェフのネットワークに支えられています。その中の一つが、ジャックポットプランニングさまです。東日本大震災の復興支援をきっかけにお付き合いがはじまり、愛を持って優しくもきびしく、ポイントを明確にして作り手に接してくれる皆様です。農家さんとのフェアな取引の工夫と構えが、いつも勉強になります。

最近力を入れてらっしゃる「スプリングラム」は、ニュージーランドからの直輸入とのこと。より美味しく食べさせるための工夫も、お店ごとに取り組んでいます。そもそもはニュージーランドからのお誘いで取引が始まったそうですが、商談会に臨む際には「きちんと話を聞く」「いただいたサンプルにはきちんとお返事する」といった基本中の基本にとり組まれています。結局はきちんと基本をやること、これしかお客様や農家さんの支持を得られる方法はないかと思います。

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一般家庭の小さな台所から日々の

食を通じてのよしなしごとを綴ります。

ただいまの地域経済活性化事業支援
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