
2年前よりスタートした「信州須坂フルーツエール」プロジェクトを今年度も支援させていただいています。フルーツの名産地である須坂のりんごやカシスを使用し、甘すぎない、食事と一緒に飲めるフルーツエールを開発し、まずは地元須坂市や長野市で販売をスタート、現在は取り扱い実績が100店舗を超えたそうです。 いよいよ今年度から本格的に首都圏などでの販売をスタートさせますが、まずは産地で作り手と交流いただくのが一番と考え、モニターツアーを実施しました。地域で支持される商品の場合、シェフやメディア、バイヤーをお誘いしやすいと感じます。 その様子はNHKさんにも取材いただきましたが、参加者からは前向きに、暖かくも厳しい意見もいただき、ありがたい限りです。引き続きご支援いただければ幸いです。

弊社支援先の「アルピコグループ」が、来週9月11日より、貨客混載の「実験」をスタートします。(詳細はこちら)すでにあちこちのエリアで取り組みがスタートしておりますが、この事業の準備をする中で、継続のポイントが見えてきました。
ただの流行りでなく、お客様に、生産者さんに喜んでもらえるモデルを編み出すため、事業化を目指します。やっとスタートに立ったばかりです。

京都の支援をさせていただき、今年で3年目です。京都のこだわりの農家さんの産品の素材力を活かした「引き算のレシピ」のマドレーヌの開発と販売に尽力いただいている社会福祉法人「修光学園」さんの取り組みにはいつも勉強させていただいています。 ワークセンターにも工夫があります。写真は一見、普通の小売店に見えますが、実は2階以上が作業所になっている「飛鳥井ワークセンター」。スタッフの方が野菜の小分けパック詰め作業を手伝っていらっしゃいます。
なぜこのようなユニークな取り組みが可能なのか。スタッフの方に伺うと「妄想力の強さとそれを形にする力ですかね」と控えめにおっしゃっていました。先が見えない時代、既存の解決策を探すためには、原理原則に忠実に、思い切り妄想することが大事だと感じます。